若い人の意見を聞く事が将来にプラスと思う
私は若くして活躍している人の話を聞くのが大好きである。何故かと言えば私が70歳なので数々の事を見たり聞いたりしてきたので、それなりの経験談は自分なりに持ってはいるが、そうした経験が逆にこれからの時代に足かせにになってしまい一歩踏み出すのが遅れてしまうと思われるからである。今、そして未来に向かって事業するうえでどう言う方向に歩めば良いか、今良くても先は分からない、そんな状況にヒントとなるのが若い人の行動や意見であると思っている。一般的に年寄りは若い世代に批判的になってしまう、勿論私もそう言う所が多々ある。それは自分達がやって来た事の尺度で若者を見るからである。然し批判しても何も生まれない、冷静に見る事で「なるほど、そうなのか」と言う現状が理解できる。その理解が無ければ仕事に活かしていけないと思う。ちょっと時間が経ってしまったが今年の2月に幻冬舎の編集者、箕輪厚介様の講演会が高崎たまごホールで開催され拝聴させて頂いたが、その中で今でも耳に残ってるのは、「子供を見れば将来のヒントがある」「ホリエモンやzozoの前沢友作氏などの成功者は現時点では思いもつかぬ先の事を考えている、世界を相手にと言ってる時に彼らは宇宙へ考えが行き実行している」と言うこの言葉に納得させられた。箕輪厚介様は30代後半の方で編集者としてベストセラーを生み出している活躍者である。ネクタイしスーツと言う演者のスタイルでなくラフなスタイルで焼酎を飲みながらのトークショーと言う感じで講演会が進められ、楽しい時間と有意義な内容であった。もう随分前の事であるが、ある大成功された方がまだ世に知られてない時に私はお会いして話を伺ったことがあるが、余りにも現実離れをしていて雲をつかむような考え方であった。それが今では大きな産業として大発展したのである。実力を過信しそれに没頭し過ぎたために更なる先を見られない自分に反省している所である。若い人の意見はきっと未来に繋がると私は思って、これからも若い人と知り合いになって行きたい。